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多田神社境内に16億円の根抵当権がかけられ、競売の危機に。神社側は競売阻止に向け提訴。

どうも、かわマガ@けいたろうです!

今日は多田神社の話題です。

既にご存知の方もいらっしゃると思いますが、11/19夜に公開された神戸新聞の記事の冒頭はこちら↓

清和源氏発祥の地と伝わる兵庫県川西市多田院多田所町の多田神社で、国史跡となっている約5万平方メートルの境内に、融資の担保として総額16億円を上限(極度額)とする根抵当権が設定されていたことが、19日までに関係者への取材で分かった。
(神戸新聞より引用)

との事。

記事として取り扱うか迷ったんですが、川西市民にとって、とても大事な多田神社の危機。

ひとまず現状をお伝えする記事をお届けします。

それでは詳細をどうぞ。

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詳細はここから

地図はこちら。

天禄元年(970)年に創建され、清和源氏発祥の地として有名で、川西市民にとって、最も馴染み深い神社といえます。

その多田神社に一体何が起こったのか。

神戸新聞の記事によると、概要は以下の通り。

・約5万平方メートルの境内に、融資の担保として総額16億円を上限(極度額)とする根抵当権が設定されている
・債権者は4者
・そのうち京都市の不動産仲介業者の申し立てにより9月に神戸地裁が尼崎支部が競売開始を決定
・国の重要文化財に指定されている本殿、拝殿、トイレなど神社内全ての建物が登記されていて、土地を担保に融資を受けられる根抵当権が2023年9月以降に設定された
・今年2月に急死した宮司が借金の担保にしたものとみられるが、神社関係者はこの事を知らなかった
・契約書も残されていない
・債権者は不動産仲介業者、京都市、大阪府の飲食業の男性、大阪府豊中市の中古車販売業の男性など
・極度額はそれぞれ7000万〜10億円
・神社側は意異議を申し立て、神戸地裁尼崎支部に提訴中

こちらは神戸新聞のX。

神戸新聞の記事の翌日(11/20)、多田神社に来ている参拝客に話を聞いてみました。

宝塚市から来たという参拝客のAさんご夫妻に話を聞くと

「競売の件は知らなかった。たまたま今日は紅葉を見に来たが、そんな事になっているとはびっくりしました」

との感想。

川西市大和から来たというBさん親子は

「競売は知らなかった。昨日よーいどんに出てたのは知ってたけど。毎年母と紅葉を見に来たり、毎年初詣もここで、子供の受験の時もここでお参りしたし、一人でもよく来るし、昔から親しんだ、とても大事に思っている神社。なんとか維持できるようになって欲しい」

と語りました。

実に衝撃的な事実で、川西市の人には驚きしかないと思います。

16億円には程遠いですが、お賽銭を投げ入れつつ、今後の神社の行く末が良いものになるよう願って、多田神社を後にしました。

今後、新たな動きがあれば、またお伝えしたいと思います。

それではまた。

 

 

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