川西市の推計人口が2023年11月30日時点で15万人を割ったみたい。
新年明けましておめでとうございます。
かわマガ＠けいたろうです。
本年もかわにしマガジンをよろしくお願いいたします。
…と定例の挨拶はこのくらいにしておいて、川西市の人口に関するニュースです。
川西市の推計人口が2023年11月30日時点で15万人を割ったみたいです。
新年早々暗めのニュースですみません。
それでは詳細をどうぞ。
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この記事に書いてある事
詳細はここから
11月末時点の川西市の推計人口が川西市HPに掲載されています。
推計人口とは？〜内閣府HPより引用〜
「人口推計」は，5年毎に行われる国勢調査による人口を基礎（基準人口）として、出生・死亡（「人口動態統計」）、出入国（「出入国管理統計」）、転出入（「住民基本台帳人口移動報告」）等の人口動向から各月・各年の人口を算出するものである。
これによると、2023年11月30日時点で市の推計人口は149,996人。
10月末時点では150,053人で、ついに15万人を割る推計になっています。
市の地域再生計画によると、川西市の総人口は2005年(平成17年)に157,668人とピークを迎え、その後、2015年(平成27年)には156,375人とほぼ横ばいで推移し、2018年(令和2年)国勢調査によると152,473人まで減少しています。
で、市の地域再生計画を更に読んでいくと、このような記述があります。
(1) 何気ない日常に幸せを感じるまちづくり 幸せの価値観は人それぞれ異なりますが、住み慣れたまちで子どもから高齢者まで、障がいがある人もない人も、誰もが健康で、何気ない日常に幸せを感じるまちづくりを進めることは重要なことだと考えます。
そのため、本計画の策定にあたっては、誰もが安心して暮らせる環境を整えて、川西市に愛着をもってもらえる施策に主眼を置くこととします。
本市が住宅都市として発展した高度経済成長期とは異なり、我が国の人口は減少傾向にあります。
このような状況を踏まえ、本市としては人口増加を目的にするのではなく、市民の幸せをまず大切にすることが重要であり、住み続けてもらえることが結果として人口減少の抑制につながるものと考えています。
また、市民が幸せを実感できるまちづくりは結果として、「住んでみたい」という魅力にもつながると考えています。
とりわけ、子育て世帯をはじめとした30歳代が本市を転入先として選んでいる傾向があることから、転入者を含めた市民が将来にわたって愛着を持ち、ずっと住んでいたいと思えるまちの実現をめざします。
つまり川西市の政策としては人口増を目的としていないことが分かります。
市のHPには「厳しい財政」と、ことあるごとに書いてあるにも関わらず、このような緩やかな衰退を推進する政策はいかがなものか、厳しい財政を回復する事こそが市の役割ではないのか？
観光地もなければ大きな産業もない、大した特徴のない川西市を「子育て世帯をはじめとした30歳代が本市を転入先として選んでいる傾向がある」のなら、それを今よりもうちょっと推進するのはそんなに難しい事なのか？
子育て世帯から選んでもらえない市が大半なのに、こういったストロングポイントをまったく活かそうとしない姿勢は疑問です。
昼間はそうでもないですが、夜の町を歩くと、暇そうな飲食店の店員さんの姿を見るにつけ、この状態が更に進む事が「市民の幸せ」で、「改革が加速する」事なのだとしたら、少なくとも僕はそんな改革など全く必要としていない。
僕は猪名川町在住の身ではありますが、うちの大半のお客さんは川西市に集中していて、みんな苦労しています。
「もっと町に活気があれば」
「夜になると全然人がいない」
「イベントがしょぼい」
「もっと子育て政策に力を入れてほしい」
これ全部、うちの読者から届いたリアルな声です。
で、今まで厳しめな事を書きましたが、その一方で、川西市という町自体(行政能力ではなく、立地や成り立ち、文化的な側面)のポテンシャルを高く評価する人もたくさんいます。
もっといい町になるという期待を込めて、新年1つめの記事とさせていただきます。
それではまた！
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