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神奈川県の公式マスコットキャラクターが、きんたくんのそっくりさんだった件。

どうも、かわマガ@けいたろうです!

今日は川西市の珍百景ネタをお届けします。

かながわキンタロウ

まずはコイツを見て下さい。

金太郎ですね?

ばんざ~い

金太郎といえば、川西市にも馴染み深いきんたくん。

かながわキンタロウ

ですが、この子はきんたくんとはハッキリ違います。

なんと、この金太郎、神奈川県の公式マスコットキャラクターだというのです!

まさかの県がパクリ!?

これはいかなる事態が起きているのか?

なぞの金太郎キャラの謎を追います。


【お知らせ!】

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10月末のある日、たまたま神奈川県のホームページを見たんですよ。

「きんたくんおるー!」

と思わず叫んじゃいました。

いや、よく見ると金太郎キャラではあるものの、きんたくんみたいな可愛さがない。

なんじゃこれは。

かながわキンタロウ

神奈川県HPによると、このキャラの名前は「かながわキンタロウ」。

ページには以下のようなミッションが書いてあります。

<ミッション>

毎日、南足柄の山の中で、熊や鹿と相撲をとったり、川遊びなどをしていました。ある日、お茶を飲みながらほっと一息ついていたところ、知事から「至急県庁に来るように」とのお呼びがあり、早速横浜に来てみると『今度、県庁でフェイスブックを始めるので、書き手になってほしい』と依頼をうけました。
県内で行われる色々なイベントのお知らせや、知事のお出掛けにくっついて行ってのレポートなど、神奈川の新しいうごきをお伝えしていきたいと思いますので、宜しくお願いします(ペコリ)。

…ペコリちゃうわ。

うちのきんたをパクっておきながら、県公式キャラにまでなるとはいい度胸。

こうなったら、お前の素性を調べてやる!

かながわキンタロウのルーツとは

ということで、かながわキンタロウについて調べます。

公式キャラなので、こんな着ぐるみまであります。

着ぐるみを並べても、きんたくんの方が圧倒的に可愛い。

ここで金太郎のルーツを調べてみました。

神奈川県南足柄市のHPを引用します。

「金太郎」と言えば、「足柄山の金太郎」、そして「金太郎のふるさと」と言えば南足柄です。
「金太郎のふるさと・南足柄」の知名度は全国区であり、金太郎のイメージソング「童謡・金太郎」を知らない人はいないと思います。
そんな金太郎伝説ゆかりの南足柄市ではこれまでに、金太郎シンボルマークの制定、シンボルマークの案内標識、金太郎歓迎塔、足柄金太郎まつり、大雄山線大雄山駅前の金太郎ブロンズ像など金太郎を積極的に取り入れてきました。
そして最近では、童謡・金太郎の歌碑、金太郎力水、金太郎大明神、金太郎まさカリーパンなど、あらゆる場面で郷土のヒーロー「金太郎」を見かけることができるようになってきました。

南足柄市の伝説地は、足柄山中の山懐に囲まれた地蔵堂地区にあります。
ここには古くから「四万長者伝説」がありその長者の娘・八重桐が産んだ子どもが「金太郎」なのです。
この地蔵堂地区には「金太郎生家跡(長者屋敷跡)」や「金太郎の遊び石(かぶと石・たいこ石)」・「金太郎産湯伝説・夕日の滝」・「八重桐の腰掛け石」などが散在しています。
そして地蔵堂のお堂の中には、「山姥像(金太郎の母親)」などが保管されています。

金太郎のイメージ

伝説のあらすじは概ね次のとおりです。

地蔵堂に四万長者がおり、その名前を足柄兵太夫と言います。
この長者に八重桐という一人の娘がいました。
八重桐は縁あって酒田氏に嫁ぎましたが、酒田一族の争いから逃れるため、地蔵堂の屋敷へもどり金太郎を産みました。
金太郎が産まれた時に、屋敷近くにある夕日の滝の水を産湯に使いました。
こうして足柄山に金太郎が誕生し、やがて金太郎は人一倍元気に育ち、長者屋敷の庭石である「かぶと石」や「たいこ石」に登って遊んだり、「金時山」へ出かけたりして足柄山を自分の庭のように遊びまわり、山の動物たちもいつしか金太郎の遊び相手になったのでした。
やがて金太郎は、足柄山の怪童と人々から、うわさされるほどのたくましい青年に成長し、ある日、足柄山中にて源頼光と運命的な出あいをしました。
そして、頼光の家来として取りたてられ坂田金時と改名し、京の都へ上り渡辺綱・碓井貞光・卜部季武らとともに、源頼光の四天王の一人として大江山の酒呑童子退治をしたりして、その名前を天下にとどろかせました。
その後、源頼光が亡くなると三ヶ月間、日夜、頼光のお墓参りをした後、都を去り、ふるさとの足柄山へもどり、その行方をくらましてしまったのでした。

満願寺HPより引用

一方、きんたくんのモデルとなった坂田金時のお墓があるのは川西市の満願寺。

金太郎のモデルとなった坂田金時は、今の神奈川県南足柄市が生まれ故郷で、源頼光と運命的な出会いをした後、頼光の家来として坂田金時に改名。

源頼光の四天王として大江山の酒呑童子を退治したりして活躍。

九州の賊を征伐するため築紫(現在北九州市)へ向かった道中、作州路美作(みまさか)勝田荘(現在の岡山県勝央町)にて重い熱病にかかり55歳で死去。

大雄山駅前にある金太郎像

南足柄市には、こんな立派な金太郎の銅像まであります。

…なんか、神奈川県の方が本家っぽくない?

聞こえない!

…パクったとかじゃなく、単に川西市の事が眼中になかっただけちゃう?

そんな心の声なんか聞こえない!

えっと、時系列でいうと、一応きんたくんが正式に世に登場したのが2008年10月17日。

いっぽう神奈川キンタロウの初登場は2012年の事なんですよ!

ほら、きんたくんの方が先やし、どっちが本家とかよりも、愛着を持てるかどうかの方が大事だし、その点きんたくんは可愛いし、ね?

という事で、この話はこれまで!

終了!


神奈川なんか、横浜みたいなオシャレな町があって、鎌倉のような伝統的な町もあって、箱根という観光スポット、海辺のレジャーを思いっきり楽しめる湘南などなど、いくらでも名物を持ってるくせに、なんでマスコットキャラだけ被るねん。

ただでさえ何もない川西市から、マスコットキャラまで取らんといてっ…!

とほぞを噛む結果となってしまいました。

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ほら、きんたくん可愛いでしょ?

だから何の問題もない!

それではまた!

 

 

 

 

 

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