【いながわクイズ】猪名川町の「紫合」って何て読むん?
はい、こんにちは!
かわマガ@けいたろうです。
今日はいつもと趣向を変えて、猪名川町クイズです。
「猪名川町に紫合ってところがあるんですが、読み方分かりますか?」
阪急川西能勢口駅バスターミナルからも「紫合」行きのバスが出ています。
紫合の地図はこちら。
イオンモール猪名川のちょっとだけ東側、太陽猪名川自動車学校やパスタPasso a Passoやパンのサンエトワールなんかも紫合にあったりします。
猪名川町民であるけいたろうは、割と最近までマジで「紫合(しごう)」と思ってました!
もちろん全然違います。
紫合の交差点に行くと、「紫合」と書いた案内はあるものの、ローマ字の読み方がないので自分の中でこれだと思うカナで読んでました。
(ちなみに川西市の交差点の看板にはローマ字読みが書いてある)
では正解を発表します!
正解は「ゆうだ」と読みます!
最初、「こんなん読めへんわ〜!」と思ったんですが、姓氏研究家の森岡 浩さんという方がこの読み方の研究をしていて、yahoo!ニュースに記事が載っていました。
以下引用します。
「紫合」…この名字、読めますか? 姓氏研究家・森岡浩が日本人の難読名字を紹介します。
◇ ◇
知らない限りは絶対に読めない難読名字。ただし、地名がルーツとなっており、「紫合行き」というバス路線もあるため、その地域に住んでいる人には問題なく読めるはずだ。
紫合という地名があるのは兵庫県猪名川町。これで「ゆうだ」と読む。
ここには地名の由来が伝わっている。この付近はもともと「ゆうだ」という地名だった。そして、近くを流れる猪名川の靄が夕方には紫色の雲となり、西鏡寺の境内にあった松の大木に重なり合って漂っていたことから、この松は“紫雲の松”と呼ばれていた。その松が枯れたとき根元に光るものがあり、掘るとそこから薬師如来が出現したという。そのため、本来の地名である「ゆうだ」に「紫色の雲が重なり合う」から「紫合」という漢字をあてたのだと伝えている。
おそらく、そもそもの地名である「ゆうだ」とは「結の田」という意味だろう。結(ゆい)とは集落における共同作業のことで、村で管理する田を「ゆうだ」と名付けたと考えられる。
やがて、地名が「ゆうだ」となって「紫合」という漢字があてられ、さらにここに住んだ人が「紫合」を名字にしたことから難読名字となったと思われる。
◆森岡 浩 姓氏研究家。1961年高知県生まれ。早稲田大学政経学部卒。学生時代から独学で名字を研究、文献だけにとらわれず、地名学、民俗学などを幅広く取り入れながら、実証的な研究を続ける。NHK「日本人のおなまえっ!」にコメンテーターとして出演中。著書は「47都道府県名字百科」「全国名字大事典」「日本名門名家大事典」など多数。
まいどなニュース
いや〜勉強になりましたね!
ちなみに川西市で地元の人以外に地味に知られていない代表格はこちらでは。
「萩原台」(Hagiharadai)
「はぎはらだい」
これも「はぎわらだい」と思ってましたが、「はぎはらだい」が正解のようです。
阪急バスに乗ると運転手さんもちゃんと「はぎはらだい」と言ってる事が多いと思います。
(教えてくれたパンとお菓子の工房Pooさん、ありがとうございます!)
マニアックだったり間違ったまま広まってる地名をご存知の方、ぜひ教えてくださいませ!
それではまた!
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